六代御前の墓

鎌倉を名越切り通しを通って抜けると逗子。
鎌倉街道は、丁度、横須賀線の逗子駅から東逗子駅へと延びている。その他にも、海岸べりを走る道がある。
田越川に沿って走る道。この道は、やがて東逗子で本道と合流する。
さて、JR逗子駅から徒歩10分ほどのところにあるのが六代御前の墓。
六代御前は平家の嫡流であり、平 清盛直系で最後の人物として有名。平 清盛の嫡男で、若死にした小松宰相重盛の子の維盛の息子。
平 維盛は、源氏挙兵の際に富士川の合戦、倶利伽藍峠の合戦で負けたことで一門に軽んじられてしまう。
結果、都落ちの際には妻と子を京都に残し、更には戦線を離脱して高野山で出家の後に那智で入水自殺を遂げてしまう。
残されたのが六代御前。六代というのは清盛の父の平 忠盛から数えて6代という意味。
平家が壇ノ浦で敗れた後は、かつての源 頼朝と同じ立場に置かれ、頼朝と親しかった文覚の助命嘆願によって命を救われた。
しかし、頼朝亡き後、文覚の謀反に連座する形で鎌倉に連行され7月26日に斬首。
なお、六代御前の供養は逗子の神武寺によって行われている。





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