兜松と八ツ嶋(藤沢、鎌倉街道上道)


宮前御霊神社のすぐ裏手の神戸製鋼の工場の中にある塚。
工場に沿う道は鎌倉の化粧坂へと至る鎌倉街道上道。後三年の役で奥州に向かう源 義家も鎌倉権五郎景政を伴って、この道を進軍したという。

源 義家は凱旋した後に宮前御霊神社に戦勝のお礼詣でをし、御霊神社境内の岩の上に生えていた松の根元に兜を埋めたというのが兜松の由来。

また、この周辺は新田義貞の鎌倉攻めの際に鎌倉方の相模守赤橋守時と新田軍が激突した洲崎の戦いの舞台であり、その時の戦死者を埋葬した場所(八ツ嶋)でもある。




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